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睡眠時無呼吸症候群の診断は、いびきや無呼吸、昼間の眠気などの症状の問診、
耳鼻科的、歯科的、内科的に気道の形や合併する心血管系疾患、代謝異常などの検査も行われます。
その上で、一晩入院して睡眠と呼吸の状態を総合的に評価する
「終夜睡眠ポリグラフ検査」を行います。
この検査で無呼吸の頻度や脳波、眼球の動きなどを測定して、
睡眠に関する情報をくわしい呼吸状態のデータとあわせて調べます。
体にいくつか電極を装着しますが、シール電極なので痛みはありません。
1時間あたりの無呼吸の回数を無呼吸指数と言います。
また、1時間あたりの呼吸による換気が通常の半分以下に低下する回数を低呼吸指数と
予備、無呼吸指数と低呼吸指数の合計が5以上20未満を軽症、20以上40未満を中等症、40以上を重症と分類します。
このうち、中等症以上の患者の場合、まったく治療をしないでいると、
治療した場合に比べて生存率が低いことがわかっています。
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睡眠時無呼吸症候群によって昼間に強い眠気を感じ、仕事中や運転中の居眠りを引き起こすため、 事故の原因となる可能性が指摘されています。
欧米の国々の運転法規では、この病気の患者の運転を制限する条項が盛り込まれています。
また、日本でも「重度の眠気の症状を呈する睡眠傷害」は免許停止・取り消しの用件の一つとなっており、
免許試験や更新申請の際に症状を申告しなければなりません。
2005年6月に岐阜県で居眠り運転の路線バスが民家に突っ込むという事故では、
運転士が睡眠時無呼吸症候群と診断されています。
しかし、この病気は治療すれば確実によくなることがわかっており、
逆に円滑に治療を受けられるような就労システムや医療体制が確立されることが望まれます。
まだまだこの病気に対する正しい知識と、
社会の認知が求められています。
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