|
痛風は発作の時は痛みがありますが、それ以外に自覚症状がありません。
発作が収まると治ったと勘違いする人が多いのは事実です。
痛風の治療とは、発作対策ではなく背後に隠れている高尿酸血症を治療することなのです。
そして、高尿酸血症と診断されると医師から尿酸値を下げる尿酸降下剤を処方されます。
最初は少量から始めて、血中尿酸値や尿中尿酸値を測定しながら量を増やしていき、
最終的にその人に合った投与量を決めます。
この尿酸降下剤はほぼ一生飲み続けなくてはなりません。
また、薬によって尿酸値は下がって安定してきますが、
これで治ったわけではないので勝手に服用をやめてはいけません。
昔の痛風治療はプリン体を多く含む食べものを制限することが主流でしたが、
今日では優れた薬が登場したこと、食事制限は患者に負担になることから薬物治療が主流になっています。
薬の服用を続け、適度の運動を継続し、ストレスをためないように生活改善をすれば、
これまでと同じような生活ができます。
その意味では痛風はコントロールしやすい病気といえます。
ある日突然発作に見舞われたら、すぐに医師の診察を受けましょう。
そして痛風・高尿酸血症と診断されたら、医師の指示に従って治療を始めましょう。
繰り返しますが、痛風のこわさは発作の痛みではありません。
高尿酸血症による合併症こそ痛風のこわさです。
病気と上手につき合って、楽しい人生を送りましょう。
|
|
|
|
|